![]() |
価格:463円 |
目次
作品紹介
作品名:帝の至宝4
著者:仲野えみこ
出版社:白泉社・LaLa
全7巻、完結済みです!
キャラクター
香蘭(こうらん)
「…あたし、みなしごだったんだ。村の入り口に捨てられてたんだって。でもすごくラッキーだったって思うよ。じっちゃんや村の皆が家族みたいに育ててくれたから。
恩返しがしたいのに、いつも…それができない。あたしが弱いから…」
・見た目子供な18歳
・村医者のじっちゃんの元で修行中
志季(しき)
「これ…君が?…そうか、世話をかけたね。小さいのに…大したものだな」
・年齢不詳(最終話で明かされます)
あらすじ
14話
隣国・録の王太子・春玉が留学しに来た。
仲良くしようとする香蘭だが、「ここは貴様のような下々の者が出入りしていい場所ではない。即刻立ち去らねば首をはねられても文句は言えぬぞ」と言われてしまい…!?
15話
もうすぐ志季の側近・円夏様の誕生日。
円夏を祝うため彼の好みを調べる香蘭だが?
16話
志季の提案で、春玉も香蘭たちの学校に通う事になった。
学校では学食の新メニューを考える特別講義が行われ、平民と貴族がペアを組む事に。
香蘭のペアは春玉に!?
平民と貴族、波乱の幕開けか…?
17話
叔豹の提案で花火を見に行くことになった香蘭たち。
最近変な夢を見た香蘭は志季の前で若干ぎくしゃくしてしまう…
感想
*多少のネタバレを含む
14話
春玉キターーーー!!
彼、頭の固い貴族様って感じですよね。
香蘭の事とかすっごく見下して……他の人にもそんな態度ですわ。
例外は志季かな? 何故!?ってくらい志季の事大好きなんですよ、春玉様。(仲の良い友達と思っています)
でも、可愛そうなくらい一方通行と言いますか、志季は春玉の事を特に思ってはいないんです。
…春玉様ドンマイ。
志季と仲の良い香蘭に拗ねてる所は可愛いです。
大好きな友達が新しい子と親しくしてたら私も拗ねてしまうから、春玉の気持ちは分かります。
ただ、春玉様と違う所は一方通行の友情ではないという所ですかね(笑)
円夏様との絡みも面白いです。
円夏:「春玉様は面倒臭いからスルーで大丈夫と申し上げていただけです」
春玉:「ほう…」
円夏様、辛辣…そんな所も素敵!!
15話
まさかの円夏様のファンクラブ。そんなものが存在していたとは…!
まー、確かにいい男ですもんね。
雨帖さんには男のファンがたくさんいそう……(強いから)
香蘭と春玉が何かと話しをしているのを見て志季がヤキモチ!?
志季:「香蘭、私はやきもちをやいてしまうよ。ごめんね。最近香蘭は春玉の事ばかりだから」
ふぉおおおおおおお!! いつもより甘めです!
16話
学食の新メニューを考える話がくるって結構、斬新じゃあないですか?
面白かったんですけどね。
こ白:「安くておいしい物なんてある訳ないでしょ!? 平民ってだからバカって言われるのよ」
まじかー。貴族の、というよりこ白の思考には驚かされます。
本当の貴族の人達からすると、私たちが食べる安くて美味しい物は、安くてまずい物になってしまうんですかね? こればっかりは分からないですね。
喧嘩ばっかだけど以外と相性の良い?こ白と叔豹。
そして冷めきった?常に冷静なこ紅と吏元。
いろんな、ペアらしきモノができてきましたね~ 今後の展開が楽しみです。
17話
春玉よ!! その反応は何だ!?
もしや、君、香蘭の事…………
今後どうなってしまうのか。5巻以降でお確かめください!!
成分
#中華風 #身分差 #幼女?
最後に
巻末収録作品『姫君の指輪とゆううつ』ロイヤル幼馴染のお話ですが、大変面白いです。私は仲野先生の描く、異国の短編ものが大好きです!! どれも世界観と言い、キャラクターが最高なんです!!
扉絵のセクシーさはどこ行ったって感じですが、いい意味で期待を裏切ってくれます。
大好きな作品なので、多くの人に読んでもらいたいですね^ ^
5巻の記事はこちらをどうぞ!